プロのイラストレーターになるには


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さて、
あえてこのページでは 『プロ』 という言葉を付け加えました。
この意味はこのページを呼んでもらえれば分かるとは思いますが、
おそらくこのサイトに来た方が考えるように、

絵の収入で食べていける

それができる方を 『プロ』 と、ここでは呼びたいと思います。


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イラストレーターは辛い
しょっぱなから躓きそうですが、厳しい一面を言います。

まず一般にいうサラリーマン(会社勤め)の方は、
1ヶ月20日間、1日8時間を働くだけで新人であっても20万円を超える給料をもらえることができます。
それに加えて、厚生年金の会社負担、会社自体の福利厚生、税金管理、すべてを自動で(と言っていいほど)会社側でしてもらえます。

それに比べて、絵だけで食べようとすると、
完全歩合制
年金もすべて自己負担。
福利厚生なし。
自分で税金を納める(確定申告)。
と、かなり具合が悪いです。

ここではまずは特に、お金に関して書いていきます。


どのくらいもらえるの?

基本的な歩合についてここに書きます。
まずは、その種類によってかなり収入が異なっています。

・1Pイラスト/1P漫画 ⇒ 雑誌・週刊誌などの1ページを使うイラストや漫画

1枚 15000円 〜 50000円

・挿絵 ⇒ いわゆるライトノベルの挿絵

表紙/背表紙/カラーイラスト 1枚  25000円 〜 50000円
グレースケールイラスト    1枚  5000円


・ゲームなどのキャラクターデザイン

ピンきり


さて、ザッと書いてみました。
もちろんこれ以外にも仕事はたくさんあります。
たとえば、ネットの参加型イラストレーターなどは 1枚1500円 などのような破格な報酬もあります。

あれ?結構報酬もらえるじゃん!
とか思う人もいるかもしれまんが、これ結構厳しい側面があります。
たとえば、1枚イラストをあなたは何日間かけて仕上げることができるでしょうか?
もちろんここでいうイラストというのは
自分が書きたい!
というイラストではなく、
先方からこう書いてください
と依頼を受けたイラストです。

作業工程は以下のようになります。
■依頼元からの依頼(どのようなものを書いてください、との旨)
 ↓
■ラフ書き、確認提出(こんな感じでいいですか、との旨)
 ↓
■OKなら本書きへ。ダメ出しが出たらラフの書き直し
 ↓
■本書き、確認提出(最終的な提出)
 ↓
■OKなら作業終了。ダメ出しが出たら書き直し

これだけの作業をどの程度の期間で終えられるか、といわれると、
もちろんそれは人それぞれだと思います。
ラフを1時間で終えて、7,8時間で全作業を終えることができる人もいれば、
2日掛けてやっと終えられる人もいるかと思います(ちなみに自分は後者でした。。。)

そのときに、サラリーマンと比べての作業効率がどうなるか、を考えて見ましょう。

たとえば、1枚20000円の仕事を引き受けたとしましょう。
すんなりと依頼を受けることができ、ラフ提出、本書き含めて12時間かかったとします。
このとき、たとえば8時間換算をすると、およそ12000円ですね。
サラリーマンの給与が20日*8hで250000円だとすると、8時間換算(日給)で約12000円となります。
あれ?
案外効率的な仕事じゃないかな?
と思われる方もいると思いますが、決定的な違いは、その継続性です。

サラリーマンは本人の希望を意図せず一定の給与が保証されます。
それに比べてイラストレーターの場合は、仕事の依頼が来ない限り仕事がありません。
つまり、時間はあっても仕事がないことがありえます。(というかほとんどがその状況になるかと思います)

ここまではイラスト仕事のみをクローズアップしました。
基本的に1枚イラストだけで食べている人はいないでしょう。

では、続いて挿絵についてのお話をしようかと思いますが。。。
これは次のページで詳しく解説しようと思います。



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